SWPMで、会員のプロフィール画像を表示させたいというご要望がありました。
もちろん対応可能です。
実はSWPMのデータベースのテーブル(swpm_members_tbl)には、
元々「profile_image」というカラムが存在しますが、まったく利用されていませんので、
ここに画像データを格納すれば良いでしょう。
といっても、データベースに画像を直接保存するとサイズが大きくなりパフォーマンスに影響しますので、
実際に格納するのはファイルのパスということになりますね。

また、カラムがなければないで、新設すれば済む話でした。
デフォルトでは、swpm_members_tblのラストにprofile_imageがありますが、
画像のregistrant_type以降、profile_imageの右側のカラムは全て、カスタムで後から追加したものになります。
画像をアップロードさせるには様々な危険が伴います。
危ないファイルや巨大なファイルをアップロードさせないための厳重なバリデーションももちろんですが、
ファイルのURLを直接指定してアクセスできないようにするための措置も必要です。
WordPressデフォルトでは、メディアファイルに直接アクセス可能な状態になっているためです。
ログインした本人にしか見えないのか、あるいはログインしたすべての他ユーサーからも見られるのか。
プロフィール画像は個人情報ですので、どのように表示させるかも、慎重に検討しなければなりません。
デフォルトの登録・編集画面に画像アップローダーはありませんので、これもカスタムする必要があります。
よく勘違いされるのですが、項目追加のカスタムは、1ファイルだけの作業では済まないということです。
たしかにcommon partというファイルもあり、共通部分をincludeする仕様も一部採用されているのですが、
たとえば、「登録時には入力しないものの、ログイン後の編集時に住所や電話番号を登録できる」
といったケースに共通仕様は使えないわけですね。
そう考えると、
バックエンド(管理画面)での登録と編集ページで2つ、
フロントエンド(表のサイト)での登録と編集ページで2つ、
計4ファイルが関連することが、ご想像いただけるかと思います。
実際には、データベースに保存する機能を司るファイルが、
バックエンドとフロントエンド用に1つずつありますので、
6ファイルが関連するカスタムなのです。
もし、デフォルトの「会社名」を、資本金や従業員数なども細かく登録するカスタムを施したいような場合は、
common partを担うファイルからデフォルトの「会社名」を削除しておく必要がありますので、
7ファイルを修正することになります。
ココナラでは1項目追加を10,000円で販売しており、
舞台裏を知らないお客様は「高い!」と感じられますが、
けっこう大変な作業なんですよ(笑)。
もちろん、プロフィール画像の場合は手間が激増しますので、追加料金を申し受けます。
なお、SWPMで設定したカスタムプロフィール画像を、WPユーザー側のアバターにも流用可能です。
こちらも特に差額設定をしていませんが、ご希望の方はお問い合わせください。